憧れのあのクルマを実物大でじっくり鑑賞! | TDおすすめアプリシリーズ vol.1

Oct 26,2018report

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Oct26,2018

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憧れのあのクルマを実物大でじっくり鑑賞! | TDおすすめアプリシリーズ vol.1

文:
TD編集部 出雲井 亨

クルマ好きの皆さん、最近遊んでますか? 「マニアックだけど好きな人にとってはトコトン楽しめるアプリ」を不定期で紹介していくこの企画。今回はAR機能を使って憧れのクルマを目の前で楽しめる、面白アプリをご紹介!

超高性能のAR機能で、憧れのクルマを至近距離で眺められる!

今回紹介するのはNaturalMotionのドラッグレースゲーム、CSRレーシング2だ。美しいグラフィックと、シンプルな操作ながら熱くなるバトルが売りで、レースゲームの中でも人気。
だが今回お届けしたいのはゲームそのものではなく、どちらかというとオマケの機能。実はこのゲームには、憧れのクルマをあたかも目の前に置いたかのようにじっくり眺められる「AR機能」が付いているのだ。

ARは拡張現実とも呼ばれ、スマホのカメラで撮影した映像とゲーム内のCGを合成して、まるで目の前に実物が置いてあるかのようにディスプレイに表示する技術だ。Pokemon GO(ポケモンゴー)で採用されて一躍有名になった。
CSRレーシング2の対応OSは、iOS 9.0以降、Android 4.4以降。 
ただしARモードについては、iOSはARKit対応端末のみ、AndroidはHuawei P20やSamsung Galaxy S8などのハイエンド機種に限られている。アプリを起動し、AR上でクルマを好きな場所に「置いて」、スマホを画面の中のクルマにかざすように動かす。
すると、遠くから眺めたり近づいてみたり、上下左右、好きなアングルからクルマを見ることができるのだ。

マンションのベランダにアバルト500を置いてみた

さっそくやってみよう。まずはマンションのベランダにスマホカメラを向けてクルマを配置してみた。
クルマの大きさは、ミニカーサイズから実物大まで自由に変えられる。

どーん! ベランダに実物大のアバルト500が出現。
目の前に現れるとなかなかの迫力だ。

リヤを下から見上げてみる。きっちりタイヤが地面に設地している。
ボディへの映り込みは擬似的なものだが、晴れ、曇り、室内とシチュエーションを選べるので結構リアル。うまく設置場所を選べば「新車買ったぜ!」と友人をだませそうなレベルだ。

思い切り近づいてホイールを観察。細部まで作り込まれている。スマホゲームのために、ここまで精密なモデルを作っているのが驚きだ。

そしてなんと! エクステリアだけでなくインテリアもきっちり作り込まれている。
室内に乗り込んで、後部座席から見るとこんな感じ。
運転席や助手席など、いろいろな席からの眺めがリアルに体験できる。サイズがどこまで正確かは分からないが、室内の雰囲気や感覚的な広さが分かるので、実際にクルマを買うときの参考にもできそうだ。

こちらは室内に縮小モデルを置いてみたところ。ドアやボンネット、トランクも開けられる。エンジンも実際のモデルに忠実に再現されているので、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーを観察したら楽しいだろう。

なぜ「だろう」と推測で書いているかというと、実はARでクルマを楽しむためには、まずゲーム内でそのクルマを入手しないといけないのだ。
ところが、それが結構大変。ゲーム開始時に手に入るのは、このアバルト500やゴルフGTI、ミニクーパーSなどの小型車。そこから対戦相手を倒して地道に賞金を稼ぎ、より速いクルマをゲットしていく。

今回記事のために8時間ほどゲームをやりこみ、ようやくAudi RS 5をガレージに並べることができた。

といっても、こんなに時間がかかったのは完全無料でプレイしているから。レースをするとガソリンが減っていき、一定時間経つと回復するしくみなので、ガソリンが回復するのを待ってから再度レースに挑む必要があるのだ。
だがゲーム内のゴールドと呼ばれる通貨を使えば、待ち時間なしで「補給」できる。また車種によってはアプリ内課金で購入することもでき、例えば記事執筆時点ではポルシェ911 GT2 RS(現行モデル)を2,400円で購入できる。精密なミニカーを買うよりはおトク、なのか!?

ゲーム内の一覧を見ると、アストンマーティン・One-77、パガーニ・ウアイラ、アラブ首長国連邦のライカン・ハイパースポーツ、ケーニグセグ・One:1、ブガッティ・シロン、そしてラ・フェラーリやFXX Kなど、名前を聞くだけでヨダレがでそうなスーパーカーがずらり。
うーん、何としても手に入れたい。誰の目も気にせずに舐め回すようにじっくり眺めたい。これは当分、ゲーム漬けになってしまうかもしれない。

しばらくは、このYouTube映像でも見て我慢することにしよう。

編集部では、マニアックなアプリやゲームの情報なども募集中だ。海外モノなどはまだまだこれから開拓予定。「こんなの見つけたぜ!」という方、ぜひ教えてほしい。

 

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