日系ブランドの攻勢
ヒーローを追うホンダは、主力スクーターACTIVA(アクティバ)の新型と、X BLADE(エックスブレイド)をワールドプレミア。110ccのアクティバは実用性を重視し、都市部から農村部まで幅広い市場をカバーするため穏健なスタイリングを持つ。ボディが樹脂ではなくスチールなのは、堅牢性が重視されるインドの実用モデルによく見られる。


エックスブレイドは160ccのブランニューモデル。シャープで彫りの深いボディはスポーティで、長いストロークを持つフロントフォークやアップライトな乗車姿勢などからはデュアルパーパス寄りのキャラクターを感じさせる。これはインドの道路事情に合わせたスポーティさの表現なのだろう。

またスズキは、BURGMAN STREET(バーグマン・ストリート)をワールドプレミア。グローバルに展開する、より大排気量のバーグマン・シリーズと共通性のあるスタイリングを持つ125ccモデルだ。インド市場でのフラッグシップスクーターの役割を担う。

しかし日本人の視点で、より強いインパクトがあったのはINTRUDER 150(イントルーダー150)だ。やはり同名の大排気量モデルとの共通性を意識したスタイリングではあるが、Vツインの兄貴分たちに対してこちらは単気筒。エンジンが小さいことをカバーするためダイナミックな造形のカウルが与えられ、独特の雰囲気となっている。
また後輪左側には、実用モデルでは必須の装備、通称「サリー・ガード」がある。これはタンデムシートに女性が座ったとき、サリーがホイールに巻き込まれることを防ぐもの。グローバルな車種イメージとインド特有のスタイリッシュさや実用性のバランスを探ったデザインであることが理解できる。



