デリーオートエキスポ(インド)後編|世界のローカルモーターショー訪問記

Mar 22,2019report

#Delhi2018

Mar22,2019

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デリーオートエキスポ(インド) 後編|世界のローカルモーターショー訪問記

文:
古庄 速人

前回に続き、2018年のインド・デリーにおけるモーターショーを古庄速人氏のレポートでお伝えする。後編では「二輪車」にフォーカスした。インドは二輪車の2017年の国内販売台数が約2019万台という世界最大の市場。自動車メーカー各社が精力的な出展を行なった様子を見てみよう。

デザイン教育機関も出展

最後に触れておきたいのが、デリーショーにはデザイン教育機関のブースが必ずあるということだ。NID(ナショナル・インスティテュート・オブ・デザイン)やIDC(インド工科大学ボンベイ校インダストリアル・デザインセンター)、MITID(MITインスティテュート・オブ・デザイン)といった名門デザイン大学は、デリーショーの常連出展者でもある。主催者が用意した小さなスペースには、所狭しと作品が並べられるのが常だ。

それぞれ課題で製作したプレゼンテーションパネルやレンダリング、クレイモデルを展示するのだが、説明員を兼ねる学生たちがとにかくアツい。世界中のメーカー関係者に自分を売り込むチャンスをうかがっているのだ。こちらがプレスだと言うと、たいがい「それなら作品に対する意見を聞かせてほしい」とくる。プレゼン技術うんぬん以前に、自分を積極的にアピールする必要性、そして対話や議論によって成長することを理解しているとわかる。

なおルノーは「The Concept」というコンセプトモデルをここで初公開したが、これはルノーのインターンシップ・プログラム「ルノー・デザイン・アカデミー」の作品をフルサイズモデル化したもの。このインターンシップはチェンナイにあるルノーのデザインスタジオで実施され、インドのデザイン学校で学ぶ若者を対象にして開催されている。

「The Concept」は2017年に参加した学生の中で、フランスのデザイン学校ISD Rubikaのプネー校から参加したメンバーの提案。現在はベントレーのインテリアデザイナーとして、イギリスで働いているとのことだ。

ルノーのブースに展示された「The Concept」。小型クロスオーバーモデル、KWIDの派生モデルを想定したフルサイズモックアップだ。

 

2019年は東京モーターショーも開催される「モーターショーイヤー」。5大モーターショーも華やかで楽しいけれど、編集部では世界中で開催されるローカルモーターショーの魅力をもっともっと伝えていけたらと思います。次回のレポートもお楽しみに!

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